一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が協力し、独立行政法人 中小企業基盤整備機構(中小機構)が主催するNext Market-in事業「tokyoeye((トーキョーアイ) 2015」プロジェクトにおいて、Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO出展ブランドを含むレディスアパレル6、服飾雑貨・アクセサリー4の10社が、3 月6 日~8 日にパリの装飾美術館で開催された『Zip Zone Paris (ジップゾーンパリ)』に出展した。
会期中はヨーロッパを中心にアジア、中東などから650名を超えるバイヤーやジャーナリストがtokyoeye 2015の会場を訪れ、活発な商談が行われました。パリの有名セレクトショップ『colette』のクリエイティブ・ディレクターであるサラ・アンドルマン氏や、世界的に有名なファッションブロガーであるダイアン・ペルネ氏のチームも会場を訪れ、参加ブランドの提案する日本ならではの高品質な素材や、伝統技術を活かしたモダンなデザイン、繊細なディテールなどに熱心に見入っていた。
公募で選ばれた参加ブランドは、出展までに3回にわたってフランスから招聘した海外専門家から商品開発についてアドバイスを受け、海外市場向けにサイズや価格、MDなどに改良を加えてきました。実際にバイヤーとやりとりする中で、参加ブランドからは「事前にいただいたアドバイスを活かして商品を絞り込んだお蔭で、バイヤーからの反応もよかった」「バイヤーの反応が、事前にアドバイスで聞いていたとおり。展示会での見せ方についてさらなる課題も感じたので、今後にも活かしていきたい」などの声が聞かれた。
2014年6月から約9ヶ月にわたって実施された本プロジェクトを経て、参加ブランド各社は、海外進出への意欲をよりいっそう強めていた。