資生堂は、スマートフォンなどで自分自身を撮影することで顔画像に生じる、輪郭やパーツのずれを修正する技術を開発し、総合美容サイト「ワタシプラス(watashi+)」(http://www.shiseido.co.jp/?rt_pr=tr122)に
3月24日(月)から搭載した。
【技術開発の背景】
スマートフォンやデジタルカメラの普及により、自分自身を撮影する「自分撮り」が流行している。
SNSでは自分撮りした画像の投稿が多く見られ、また、イギリスのオックスフォード辞典が選出した2013年を代表する言葉も「selfie(自分撮り)」であることからも、国内外を問わず「自分撮り」が一般化している。
しかし、自分撮りに使用されることが多いスマートフォンの前面カメラは、近距離でも顔全体が写るよう撮影範囲の広い広角レンズが採用されており、実際の顔立ちとは違って写ってしまうことがある。広角レンズでは遠近感が強調され、近いものは大きく、遠いものは小さく写るため、目や鼻、口といった顔の前面にあるものは大きく、髪の毛や耳からあごにかけてのフェースラインなど顔の後面にあるものは小さく写る。
結果として、面長で目や口が大きく、目が離れた顔立ちに写ってしまうことがある。
こうした状況のなか、資生堂は長年に渡り取り組んできた顔に関する研究ノウハウを活用し、自分撮りによる顔の各位置の変化方向と変化量を定量的に把握し、本来の顔に近づける画像処理技術を開発しました。それぞれのパーツのサイズを補正する比率を計算し、顔画像に自動で反映する。
▼「ワタシプラス」ビューティーチェック ポイントメーキャップ
http://www.shiseido.co.jp/sw/check/SWFG060430.seam?rt_pr=tr122
▼「ワタシプラス(watashi+)」
http://www.shiseido.co.jp/?rt_pr=tr122