フェンディのチェアマン兼CEOピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)は、次のように述べています。「このたびオートフリュールコレクションを東京で披露できることを、とても光栄に思います。これはフェンディの歴史を1歩前進させる試みとして、我々が擁するファーの専門的技術と創造性、ユニークなサヴォアフェールの究極の表現といえます。それは常に、現代性という視点からたゆまぬ研究と実験を重ねることで、ファーの世界に革命を起こしてきたのです」
2015年に、フェンディとのコラボレーション50周年を迎えたデザイナー カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)へのオマージュ、そして日本上陸50周年を記念して発表された「オートフリュール」コレクション。デザイナーとファッションブランドのコラボレーションとしては、最長記録を誇っています。フェンディと、先見の明に長けたデザイナーとの長きに渡る関係は、常に未来を見据えるまなざしと、両者が互いに持つ情熱と尊敬の念から生まれています。
「私にとって、ファーといえばフェンディ、フェンディといえばファー。つまり、ファン ファー(Fun Fur)なんだ! 私にとってのイタリアにおける創造力、それがフェンディ。オートフリュールコレクションは、ファーの中のファー、ファーの王道を見ていただける機会になるでしょう」と、カール・ラガーフェルドは述べています。
フェンディはカール・ラガーフェルドと協力し、ファーを新しい次元へと昇華させました。それは、ラグジュアリーでありながら、斬新なデザインに彩られています。誰も試みたことのない研究とアバンギャルドな実験を繰り返し、ファーをモダンでアイコニック、軽快でコンテンポラリーな衣服へと変遷させたのです。
自社にファー工房(アトリエ)を併設している世界唯一のラグジュアリーブランド、フェンディ。工房(アトリエ)では卓越した技術をもつ熟練職人たちが、その持てるすべての技を駆使して、ユニークな作品を作り続けているのです。
コレクションの全てのルックはフェンディ公式サイトのオートフリュールページ(http://www.fendi.com/jp/fendi-life/Haute-Fourrure.html)にて公開している。