資生堂、「Amazon Alexa」用スキルの提供を開始 ~ハンズフリーで操作可能、音声で美容アドバイスする「資生堂スキル」を提供~

資生堂は、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa(以下Alexa)」※1の日本展開に合わせ、美容アドバイスを音声で伝えるサービス「資生堂スキル」の提供を開始する。

音声で操作でき、常にハンズフリーで利用できるスマートスピーカー「Amazon Echo」※2に話しかけるだけで、気象情報に応じた美容面の注意点や、気になる肌悩みをカバーする方法を音声で提供する。

本サービスは、Amazon Echoの出荷開始より順次、Alexaスキルストアを通じて無料提供を開始する。

《「資生堂スキル」の開発背景》
昨今、IT企業などからスマートスピーカーが次々と発売され、中でもクラウドベースの音声サービスAlexaとAlexaに対応したスマートスピーカーAmazon Echo(以下Echo)は、アメリカを中心に急速に普及しています。また、Alexaの追加機能である「Alexaスキル」は第三者が開発することが可能となっており、英語版のAlexaではすでに数多くのAlexaスキルが開発、公開されています。

資生堂は、Alexaの日本展開に合わせ、クラスメソッド株式会社※3と美容アドバイスを音声で伝える「資生堂スキル」を開発しました。Echoに話しかけるだけで美容アドバイスが得られるため、両手がふさがっていることが多い化粧シーンにおいて、利便性が高いと考えています。今後、Echoに加え、Alexa対応デバイスの展開も見込まれる中、「資生堂スキル」の継続的な改良を行い、生活者の化粧シーンに寄り添った、有益かつ便利なものへと進化させていきます。

《「資生堂スキル」概要》
「資生堂を始めて」(「開いて」、「スタート」等の発話でも可)とEchoに話しかけると「資生堂スキル」が起動し、以下の機能から音声により選択します。
(1) 美容天気予報
居住地域のその日の気象情報(天気、最高気温、降水確率)と美容面の注意点およびアドバイスをお伝えします。注意点とアドバイスは気象情報を基に「肌の乾燥」「紫外線」「べたつき」「肌の冷え」の中からその日もっとも注意すべき情報を選択し、アドバイスします(情報選択ロジックは特許出願中)。
※「資生堂で天気を始めて」等の発話により直接本機能を起動することも可能
(2) ベースメイクのアドバイス
Alexaに気になる肌悩みを伝えると、ベースメイクでその肌悩みをカバーする方法をお伝えします。「乾燥」「シミ・そばかす」「毛穴」「しわ」「ほうれい線」「たるみ」「くすみ」「くま」「赤み」「にきび」の10種類の肌悩みに対応しています(毛穴については、原因が「皮脂の場合」と「たるみの場合」によって異なるアドバイスをお伝えします)。
※「資生堂でメイクのアドバイスを始めて」等の発話により直接本機能を起動することも可能

※お客さまからのお問い合わせは「資生堂お問い合わせ先 フリーダイヤル 0120-81-4710」でお受けしています。

《「資生堂スキル」仕様》
■スキル名称:資生堂
■価格:無料
■提供地域:日本国内
■提供開始時期:Amazon Echoの出荷開始より順次提供
※利用にはEcho等のAlexa対応デバイスが必要です。

※1:Alexa – Amazon Echoを支える頭脳
Amazon Echoを支える頭脳であるAlexaは、クラウドに構築され、常に進化し、賢くなっています。Alexaに話しかけるだけで、音楽の再生、ニュースやスケジュールの読み上げ、タイマーやアラームのセット、プロ野球や大相撲などスポーツ結果の確認など、日常のさまざまな場面で役に立ちます。Echoの遠隔音声コントロール技術により、部屋中のさまざまな場所からでも、話しかけるだけで、これらのすべてを行うことができます。

※2:Amazon Echo – ハンズフリーで利用が可能、いつでも待機、直ぐに反応
Echoは、音声による操作で、常にハンズフリーで利用でき、いつでも反応します。お客様が部屋のさまざまなところから声をかけ、各種の情報や音楽の再生、ニュース、天気などの情報を求めると、Alexaが直ぐに対応します。Echoは、遠隔音声認識技術と7つのマイクアレイにより、部屋中のさまざまなところから発せられる音声を明確に聞き取ります。

※3:クラスメソッド株式会社について
「すべてのお客様の創造活動に貢献し続ける」という企業理念のもと「クラウド、ビッグデータ、モバイル、音声認識」等の新しい技術を活用して、事業会社のデジタル化に注力しています。社員による情報発信にも力を入れており、技術ブログ「Developers.IO」では、既に1万本以上のIT専門記事を公開中です。
Webサイト: https://classmethod.jp/
Developers.IO: http://dev.classmethod.jp/