ホビット・ファンの「中つ国」(ニュージーランド)を巡る旅がスタート

ピーター・ジャクソン監督による「ホビット」シリーズ完結編である『ホビット 決戦のゆくえ』の12月公開に向けて、「ホビット・ファン・コンテスト」に入賞した75名のホビット・ファン(日本人を含む)、同伴者、40の世界的なメディアは、中つ国(ミドル・アース)であるニュージーランドを巡る11月7日までの6日間の旅を開始した。
ホビット・ファンは2日朝、中つ国(ミドル・アース)の公式エアラインであるニュージーランド航空の前で写真撮影を行いました。当社のボーイング777-300ER型機には、映画「ホビット」シリーズに登場するキャラクターたちが描かれている。

14万件の応募があった「ホビット・ファン・コンテスト」から選ばれた75名のホビット・ファンは、1週間で、映画「ホビット」シリーズのロケ地の数々を巡り、映画制作に携わった才能ある各関係者と会います。この旅のハイライトとなるのが、11月6日、ウエリントンにあるピーター・ジャクソン監督のプライベート・スタジオにおける、『ホビット 決戦のゆくえ』の先行試写会です。

今回の旅はファンにとって一生に一度しか味わえないものであると同時に、世界12カ国、計40ものメディアがホビット・ファンと今回の旅路を共にすることは、ニュージーランドの観光業にとっても大きな意味をもちます。

「ホビット・ファン・コンテスト」はニュージーランド航空、ニュージーランド政府観光局、ワーナー・ブラザースが共同で企画したものです。ニュー・ライン・シネマおよびメトロ・ゴールドウィン・メイヤー・ピクチャーズ(MGM)も協力しています。

世界中から集まったホビット・ファンをオークランドで出迎えたニュージーランド航空CEOのクリストファー・ラクソンは、世界中の極めて多くの方々に観光地ニュージーランドの魅力を伝えられるまたとない機会であるとし、次のように述べています。

「ファンの方々には、ニュージーランドの最も魅力的な景勝地を巡る、素晴らしい行程が用意されています。ファンの皆さんがソーシャルメディアを通して発信する情報と、ファンと行程を共にする世界中のメディアが発信する情報は、世界中の方々に見ていただける可能性が大いにあります。これによってより多くの方が、ニュージーランドを訪れるきっかけになると私たちは期待しています」

ニュージーランド政府観光局チーフ・エグゼクティブのケビン・ボウラーもまた、ニュージーランドに到着したファンを出迎えました。ボウラーは、次のように述べています。

「この旅路が、ホビット・ファンにとって、一生に一度の最高のものとなることと確信しています。中つ国(ミドル・アース)の美しい情景とニュージーランドでの体験が結びつき、それぞれのファンが中つ国(ミドル・アース)をリアルに体験する旅となるに違いありません」

「『ホビット・ファン・コンテスト』は、ニュージーランドを旅することによって中つ国(ミドル・アース)のファンタジーの舞台が実在するのだということを、各国のメディアを通じて世界中の人々に広めることとなるでしょう」

映画「ホビット」シリーズはニュージーランドの観光業に大きな影響を与えてきました。ニュージーランド航空とニュージーランド政府観光局は、マーケティングおよびセールス・キャンペーンを通じて映画「ホビット」に協力し、より多くの旅行者にニュージーランドへ渡航いただくことに成功しました。実際、ニュージーランドへの旅行を決めた主な要因として、映画「ホビット」シリーズを挙げる人も、増えています。

『ホビット 決戦のゆくえ』の制作会社であるニュー・ライン・シネマおよびメトロ・ゴールドウィン・メイヤー・ピクチャーズ(MGM)、そして全世界劇場配給を手がけたワーナー・ブラザースもまた、ホビット・ファンの旅をサポートしています。

「中つ国」(ニュージーランド)を巡る旅について
全世界から選ばれたホビット・ファンは、世界で3番目に住みやすい都市とされるオークランドへ集結し、ニュージーランド観光地の代表格とされるロトルアへ向かいます。先住民マオリの文化的なパフォーマンスや伝統的なハンギ(地中で蒸し焼きにする料理)による歓迎を受けます。

次に訪れるのは、ワイカト地方のマタマタ近郊にある「ホビット庄」です。「ホビット庄」は絵のように美しい村で、映画ではビルボ・バギンズの故郷です。

ファンの皆さんには、ドワーフの大好きなご馳走が振る舞われ、翌日南島クイーンズタウンへの旅と続きます。

クイーンズタウンは、ニュージーランドにおける冒険の中心地であり、「ホビット」シリーズでは数え切れないほどの戦闘シーンで使われています。ファンの皆さんは、パラダイスで憧れのヒーロー達の足跡を辿るだけでなく、カワラウ橋でのバンジージャンプやジップラインで知られる「王たちの柱」の地を訪問します。

ファンの旅は、首都であり監督の故郷であるウエリントンでの『ホビット 決戦のゆくえ』先行試写会で締めくくられます。ウエリントンは監督の映画制作の拠点であり、映画ファンにはもはや巡礼地「Wellywood」として知られている場所です。

▲ニュージーランド航空の777-300ERホビット機の前にて ニュージーランド航空CEOクリストファー・ラクソン、ニュージーランド政府観光局CEケビン・ボウラーらとともに記念撮影をするホビット・ファンたち

【映画『ホビット 決戦のゆくえ』に関して】
ピーター・ジャクソン監督作品。J.R.R.トールキンの小説に基づき、本作の脚本はフラン・ウォルシュ&フィリッパ・ボウエン&ピーター・ジャクソン&ギレルモ・デル・トロが執筆。ジャクソンは、キャロリン・カニンガム、ゼイン・ワイナー、フラン・ウォルシュとともに製作も担当。アラン・ホーン、トビー・エメリッヒ、ケン・カミンズ、キャロリン・ブラックウッドが製作総指揮を、フィリッパ・ボウエンとアイリーン・モランが共同製作を務める。撮影は、ニュージーランド/ウエリントンのミラマーにあるジャクソン所有のスタジオおよびニュージーランド各地のロケでおこなわれ、ポスト・プロダクションには、ウエリントンのパーク・ロード・ポスト・プロダクションが使用された。ニュー・ライン・シネマ、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー・ピクチャーズ(MGM)提供、ウィングナット・フィルムズ制作、原題“The Hobbit: The Battle of the Five Armies”。本3部作の前2作『ホビット 思いがけない冒険』『ホビット 竜に奪われた王国』と同じく、『ホビット 決戦のゆくえ』はニューラインが製作を幹事し、ニュー・ライン・シネマとMGM が制作。ワーナー・ブラザース映画が全世界劇場配給を、米国外の一部地域の劇場配給と全世界 TV 放送配信を MGM が担当する。日本公開は12月13日。